こんばんは!畳の良さを伝え続ける畳バカ三代目福田 隆です(^^)
2月1日・2日の日程で、長崎県畳工業組合青年部と全国い産業連携協議会の間で、意見交換会及び研修会を実施しました。参加人数は青年部から11名、藺草農家さん12名、事務局3名の計26名です。
意見交換会では、藺草の質や製織時に気をつけていただきたいことなどの意見をすり合わせるとこが出来たので、とても有意義だったと思います。
その中で、問屋が欲しがる畳表と畳屋が欲しがる畳表には差がある事などもお伝えしました。
というのも、耳が痛くなる方もいらっしゃるかもしれませんが、藺草や畳表の事を本当に理解しているプロフェッショナルな問屋がかなり減っていると感じているからです。それに伴い藺草を理解出来る畳屋もずいぶん減ったように思います。扱っている材料のことを理解していない問屋が国産の畳表を売る、なかなか酷い話だと思います。もちろん全ての問屋さんがそういう訳ではなく、極一部の問屋の話です。
少し厳しい事を書きましたが、この業界が良い方向に向かって欲しいと思うからです。藺草農家さん・問屋さん・畳屋が同じ方向を向いて、エンドユーザであるお客様へちゃんとした畳を届けれるようになると、状況は変わると思います。ですから自分のことだけではなく、色んな方のことも考えて行動していきたいですね。
それではまた。