こんにちは。たたみの福田三代目 福田隆の妻、奈都美です。ただいま、妊娠8ヶ月。またあの出産の痛みを味わうと思うと、怖くて怖くて仕方ありません。「もう二度と、出産なんてしない」と誓ったはずなのに…なぜ。
さて、更新が途絶えた「畳屋、椅子を作る!」ですが、私のつわりやコロナ禍(これって“ころなか”って読むんですね。文字の雰囲気から、すっかり“ころなうず”だと思ってました 笑!恥ずかしい!)ですっかり販売スタートのタイミングを見失ってしまいました。もう少し落ち着いたら、新しいお知らせとともに販売を始めたいと思いますので、少々お待ちください。
とはいえ!ちゃっかりPRの準備などは進んでいますよ〜。商品や作り手の撮影をしたのは、佐賀市の敏腕カメラマン・藤本幸一郎さん。とても信頼ができる方で、私が仕事などで撮影が必要な時は、だいたい藤本さんにお願いをしています。
今回の撮影の舞台は、椅子のデザインと製作を担ってくださった「bookMt.」のギャラリー。和室でありながらも、現代の暮らしをほどよく取り込んだ雰囲気が、今回の椅子のテーマにぴったりで撮影場所としてお借りしました。で、撮影した写真がこちら!
あ、間違った間違った!まんまるな隆さんの写真が 笑 ちなみに、これも藤本さんに撮ってもらいました。いい感じでしょ〜。
こっちでした!完成した椅子は高さ違いで2種類。
座椅子のように使えるロータイプ(左)と、年配の方や足が不自由な方の立ち上がりを考えたミドルタイプ(右)。
どちらも脚は畳ずりになっていて、畳表を傷つけにくくなっています。
さらに、座面と背面は熊本県八代産のい草を使用!和室にもしっくりと馴染む素材です。撮影したものはまだ青々としたい草ですが、これが時間が経つと畳同様に色が茶色に変化し、また違った雰囲気が楽しめます。本山さんいわく、「ちょっと経年変化したくらいが、フレームの木とも馴染んで良い感じになると思います!」とか。時間とともに味わいが出てくる家具って良いですよね。
ロータイプは座るとこんな感じ。あぐらのように浅く腰掛けるも良し、しっかり奥まで座るも良し!いろんな方に座ってもらったのですが、あぐらをかく男性に特に好評の高さでした。
ということで、畳バカと家具職人が作った“和室のための椅子”!早く販売できるよう頑張りますので、もう少々お待ちください。