畳に刺繍をする職人


こんばんは!畳の良さを伝え続ける畳バカ三代目福田 隆です(^^)

先日、資材問屋さんの展示会に行ってきました。取引のある問屋さんが同日に開催するという事で、展示会のはしごです。

問屋さんの畳表の保管庫です。展示会の時はここが見本市になります。今回は畳表を少し仕入れました。

問屋さんの展示会ではお世話になっている畳屋さんがいらっしゃいますので、世間話をしつつ情報交換なども行います。

そこの展示会場の近くに畳学校の同期生がお店を構えているのを知っていたので、2軒目に行く途中で遊びに行ってきました^_^同期生とは言っても6歳ぐらい違いますので、弟みたいな奴です^_^

安産祈願で有名な宇美八幡宮の近くにあるお店です。古い建物をリフォームしてありましたが、そもそもが良い家だったと分かるお店でした。

ここでどんな仕事をしているかというと、

この様にミニ畳や、額装付きの畳表に名前などを刺繍しています。

また名前とは別に人物なども刺繍できるそうですが、データを作るのがとても大変らしく、本人はあまりやる気がないみたいですが、実際某有名サッカー選手をモデルに作った物は、とても細かく特徴をとらえていて本人に送っても良いんじゃないかと思うくらい凄いものでした!ブラボー笑

しかし何故この様な仕事をしているのかというと、畳を作る仕事が出来なくなったからです。というのも、特発性大腿骨頭壊死症という難病に指定されている厄介な病に冒されてしまったからです。最近ではタレントの千原ジュニアさんも公表されていました。

そこまでは知っていたのですが、さらに大腿骨まで壊死するという、難病の中でもさらに珍しい症例でとても厳しい状況だと聞かされた時は絶句しました。実際大腿骨の30㌢弱はすでに変わっているそうです。

そんな絶望的な状況でも前向きに、自分の出来る範囲で畳・国産畳表のために、そして何よりお客様に喜んでいただける何かを作れないか、と始めたのが畳に刺繍をする、はなまる工房の「喜び畳」 です。元々器用で拘りが強い人間ですので、刺繍するにも細かいところを1つ1つ丁寧に作業しているのが分かります。

購入される方々は主にお祝い事、例えばお子さん・お孫さんの誕生記念や還暦祝いなどの依頼があるようで、大変喜ばれているそうです。そのうち当店のロゴを刺繍して貰おうと考えております^_^

難病に罹っても、こんなに前向きにがんばっている同期生を見ていると、私もまだまだがんばらないと!という逆に元気をもらったような気がしました。久しぶりに会えて本当に良かったです^ ^

お祝いの贈り物等で悩んでらっしゃる方がいらっしゃいましたら、一案として「喜び畳」を考えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

それではまた。

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TEL:0956-85-2108

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