龍鬢表と円座の研修


こんばんは!畳の良さを伝え続ける畳バカ三代目福田 隆です(^^)

研修初日に高田さんのところで今回アテンドいただいた株式会社興陽の神原さんと話をしていると、私が使っている龍鬢表を製造されているところが近くにあるということで、ご案内いただきました。龍鬢表とは主に床の間に使う畳表の事です。

というわけで行ってきました、大村商店さん!

通常の畳表とは違い、目が大きく色をわざと退色させてあります。

大村商店さんの龍鬢表はとても綺麗で、色んな畳屋さんにお勧めしています。

龍鬢表はこの様なところにい草を干すところから始まります。冬で40日、夏場でも14日ぐらいかかるという、大変手間がかかるものとなります。こういう手間がかかることを丁寧にされているので、とても良い色合いになっているのだと理解出来ました。中には薬品を使って強引に色を抜くところもあるみたいですが…

大村さんと1枚

現在はお孫さんと一緒にされてるみたいで、今度お伺いする時はお孫さんともお会い出来ればと思います。元々とても良い龍鬢表を作ってらっしゃる大村商店さんですが、人柄を知るとますますファンになりました。これからもお元気でがんばっていただければと思います。

次に円座を作ってらっしゃる佐藤さんのところへお邪魔しました。円座とはお坊さんなどが座られるい草を編み込んで出来た座布団みたいなものです。

上がトビ、下がウズという名前です。

単純作業だからと仰っておりましたが、単純作業なの?と思うぐらい複雑だと感じましたし、なにより編み込みが早くて綺麗に仕上げていらっしゃるのを見て驚きを禁じ得ませんでした。ちなみに使ってらっしゃるい草は、先程お伺いした高田さんのもので、高田さんのい草だと切れないと佐藤さんが仰っていたのを聞いて、高田さんのい草は強いんだなと改めて思いました。そしてあまりにも素晴らしかったのでトビとウズを1枚ずつ注文してきました笑

佐藤さんと1枚
逆光で見にくいですが

研修初日は新しい発見の連続で、とても有意義なものとなりました。出来ることなら定期的に訪れたいと思います。

最後に橋本部長の笑顔で初日の締めとなりました笑

それではまた

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