新年早々、娘がウィルス性胃腸炎になり、それにしっかり感染した妻・奈都美です。死ぬかと思いました。インフルエンザやらなんやらが巷で流行っているようなので、みなさまもどうかお気をつけください。
さて、「畳屋、椅子を作る!〜動機編〜」のつづき。
「さぁ、畳に合う椅子を作るぞ!」と言ったって、畳バカも私(デスクワークの鬼)も専門外。ということで、まずは福岡県大川市に市場調査に行ってきました。
大川市は家具の生産量日本一だそうで、市のキャッチフレーズは「めざせっ!元気・快適空間 インテリアシティおおかわ」。ちなみに、演歌歌手の大川栄策や俳優の陣内孝則、KABAちゃんなんかの出身地です。幅広いですね。
半分観光気分(お昼はタージでカレー、お土産にはモンシュシュのパン、庄分酢でお酢を購入)で、人気メーカーや椅子に強いメーカー、品数の多い商社などを巡りました。そこで思ったのが、
「やっぱ、和室用の家具で、カッコイイのないね」
「ニーズがないのかな?それとも隙間ってことでチャンスなのかな?」
やっぱり、挑戦してみよう!ということで、とっても素敵な家具を作る作家さんのところへ相談に行くことに。
佐賀県江北町「bookMt.」さん。隆さんが嬉野温泉の旅館「大村屋」さんの仕事で一緒になったり、私はアトリエでのワークショップを依頼したりとここ数年でいろいろと縁のあった「bookMt.」の本山さん。「絶対センス良いのにしてくれそう!」ということで、県を越えて本山さんに相談することに。
とっても素敵なギャラリーで1回目の打ち合わせ。とっても素敵な、無駄なもののないギャラリー…のはずなのに、うちの娘がおもちゃを散らかす散らかす!!!!本山さんの娘さんが少しお姉ちゃんで遊んでくれるいうこともあり、とんでもない状態に。
まぁ、それはいいんですが(よくない)、とりあえずこちらの意図や思いを伝えてご協力いただけることに!!「畳屋、椅子を作る!」は本格始動したのでした。
つづく…
■おまけ■
太鼓とジャケットがシンクロ。集中すると舌がペロリと出ちゃうタイプです。