こんばんは!ジムでキックの練習をやって足がパンパンの畳バカ三代目福田 隆です(^^)
土曜日の畳青年部大分大会も無事に終了し、日曜日には国東市での七島表の研修を行ってきました。
ここで七島表って何?とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。実は七島表こそ、本物の琉球表と呼ばれるものなんです!
昨今、琉球畳と聞くと縁が付いていない縁無し畳の事を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、実は全然別物なんですよ(^^)畳屋さんでも知らない方が多くいらっしゃいますけどね(;´・ω・)
そんな本物の琉球表、七島表の産地、大分県国東市で七島表生産農家をされている淵野君のところへお邪魔しました(^^)
淵野君が織られた七島表の前で(^^)
淵野君は元々、高速道路の発券機などの整備を行う会社に勤めてられましたが、奥様の故郷である国東市で一念発起をされ、現在の七島表生産農家さんになられました。そんな淵野君のブログはコチラです→七島藺工房 倖
ちなみに淵野君、波佐見町の隣町である嬉野町の出身なんですよ(^^)
研修の様子です。これは違う織機(文字通り畳表を織りあげる機械)で織った七島表の説明をしていただいているところです。
七島表の経糸です。麻糸に撚りをかけて強度を向上させてあります。
織機に麻糸を張っているところです。これだけでも20分かかるそうです。
張り終わったところです。
淵野君の製織風景です。引いたり寄ったりしているので見難いです。すみません(^_^;)
製織体験後、麻糸などの話をしておりました。
七島藺草は生育するにもかなりのご苦労があり、現在では生産されてる農家さんは淵野君を含めて5件しかいらっしゃらないそうです。そして七島表は年間2000枚しか生産する事が出来ない大変希少なものです。そんな希少な七島表を後世にきちんと伝えていく事も我々の使命だと思います!業界皆で盛り上げていきたいですね(^^)淵野君、がんばってくださいね!応援しています!!
最後に七島表が色変わりする前とした後の比較したものを載せておきます(^^)本当に風合いが抜群です!そして色変わりした後はいい艶が出て古民家によく合うと思います(^^♪
それでは今日もお疲れ様でした(*^^*)
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