こんばんは!畳の良さを伝え続ける畳バカ三代目福田 隆です(^^)
9月3日〜5日で大分県国東市へ行ってきました。国東といえばそう、琉球表の産地です。
琉球表とは、七島藺(しっとうい)と呼ばれる三角の形状をしたカヤツリグサという植物でできており、通常の畳表とは風合いが違います。
そしてこの七島藺の刈り取りですが、そのほとんどを手作業で行います。
刈り取りは早朝と夕方の涼しい時に行います。6時30分〜8時00分ぐらいと16時30分〜18時30分ぐらいですね。
あとは乾燥した七島藺を叩いて余分な部分を外し、纏めてから倉庫に入れます。
このような手順で収穫された七島藺で作られた琉球表を使った施工類はこちら↓
このように風合いが素晴らしい琉球表ですが、七島藺の農家さんは5軒までに減少し、また年間枚数も1000畳分と、とても稀少なものとなりました。また作業も体力的にキツいところも多くあり、その辺りで少しでもお役に立てればと毎年国東市へ通っております。
少しでも良いのでお手伝いしてくださる畳屋さんがいらっしゃいましたら、お声掛けください。一緒に七島藺・琉球表を盛り上げましょう!
それではまた。