こんばんは!畳バカ三代目福田 隆です(^^)
今日はイ草がどのように使われていたかを書いていこうと思います。
これがイ草の田んぼです。
そしてお手伝いをしている私です(笑)
実はイ草は昔、薬草としても使われていたんです!「本草和名」という国内最古の植物事典にも掲載されていますし、江戸時代の書物「和漢三才図会」等にその効能が詳しく書かれています。
例えば、子供の夜泣きに効くとか、煎じて飲むと感染症による炎症を抑え、水腫にも効果があるとか書かれています。
イ草の成分を見てみると、食物繊維がかなりの豊富だったりポリフェノール等の抗酸化物質が普通の野菜の比ではないぐらいの量が入ってたり、その他各種ビタミン、無機物の含有量もなかなかのもので健康には良さそうな成分がたくさん含まれているところを見ると、あながち迷信の類いでは無いと思われます。
それともう一つ、イ草に別名があることをご存じでしょうか?実は「燈芯草」という名前を持っています。時代劇などに出てくる油に芯を浸けて火を灯している場面を見られると思いますが、その芯こそがイ草なんです!性格にはイ草の中にあるスポンジ構造の芯の部分を使います。また現代でも和ろうそくの芯の部分としても使われているそうです。このように昔からイ草は生活に密着していた植物の1つなんです。
栄養成分がたくさん入ったイ草で出来た畳表を使った畳の上でゆっくりごろごろしたらやっぱり気持ちいいと思います(^^)
それでは今日もお疲れさまでした(*^^*)