母の帽子問題


今日は私の母のお話です。先日、母からこんなLINEが届きました。

 


愛する孫・一葉の為に、帽子を作ったという連絡。

 


そういえば、1ヶ月ほど前にこんな帽子が作れないかと相談していました。しかしその時は「こんなのは作りきらんばい!」と断られていたので、すっかりそのことは忘れていたのでした。
「できないといいながら、頑張って作ってくれたんや!」と感激。でもですね、添付された写真を見てびっくり。その帽子がちょっと、なんというか、私が欲しかったキュートなどんぐり帽と違うというか…。「お母さんが作ってくれたものに文句言うなんてひどい!」という声が聞こえてきそうですが、でもなんか、ちょっと想像してたのと違うというか(まだ言う)…。

でも流石に、「こんなのいらない!お母さんなんて嫌い!」なんて言う訳にもいかず、「ありがとう!送って!」と届いたものがこちら。

 


えっと〜、これって。あれですよね?

 


うん、間違いない。これだ。

送ってくるときに「期待せんでね。悪かったら捨てていいき」と何度も言っていた母。でも、不器用な母が自分なりに頑張って作ってくれたことを思うと、流石に捨てる訳にはいかず(しかも、素材は荷造り用のビニール紐!)。よし、この帽子をかぶった一葉の写真を送って喜ばせてあげよう!!さぁ、一葉!!生後8ヶ月にしておばあちゃん孝行の時が来たぞ!!!

 

さぁ、一葉!こっちを見て笑って!!

 

あ!!一葉!!!ばあちゃんの作った帽子!!

 

ちょっと!一葉!!

 

あ!!!や、やめて!一葉!!

 

ブーーーーーーン!!!!

 

一葉…。

拝啓 お母さん、あの帽子気に入ってますよ。

 

◾おまけ ◾

「捨てていいき」と言いながら、実はまぁまぁ自信ある母。カワイイな!

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