こんにちは、たたみの福田です(^^)
今日はお客様宅でよくある風景をお届けします。
お客様「家の畳はキョウマだから小さいんだよ。」
私「お客様、キョウマは大きいのですけれども…。」
お客様「え?そうなの?キョウマって狭間だと思ってたよ。」
私「キョウマとは字で書くと京都の間と書きます。京間ですね。京間と言うのは長さで言うと6尺3寸(約191㎝)あり、畳のサイズでは一番大きいんですよ。ちなみにこちらで言う本間は京間になるんですよ」
お客様「そうだったの!?全然知らなかった!!」
読みやすい文章にはしていますが、本当は方言バリバリで喋っています(^w^)
このように京間=本間と思ってる方が少ないのですが、ハッキリとした原因が分かりません。そこで下に畳のサイズと名称を書いていきたいと思いますので、参考にどうぞ(^^)
京間・本間 6尺3寸(約191㎝)
近畿地方以西の地域で使用されています。
肥前間 6尺2寸(約188㎝)
この肥前間は佐賀県の旧鍋島藩の地域にあります。なぜ京間より1寸だけ小さいのかは諸説あるみたいです。
61間 6尺1寸(約185㎝)
四国、中国地方に多いそうですが、こちらにもかなりある寸法基準です。
中京間 6尺(約182㎝)
これは名古屋を中心とした地域で使用されています。
江戸前・田舎間 5尺8寸(約176㎝)
名前通り東京から北方面の地域で使用されています。
このように畳のサイズは地域によって特色が出てくるんですよ(^^)
では今日も1日お疲れさまでした(*^^*)