はじめまして、たたみの福田と申します。
さて突然ですが「良い畳」とはどんな畳の事を言うのでしょうか?
様々な意見があるかと思いますが、私が思う「良い畳」というのは、ちゃんとした材料の知識があり、その上吟味した材料をお客様にご提示させていただき、そこで選んでいただいた材料を畳の技術と知識をしっかり持った畳職人が作る畳の事だと思っています!!
まず、材料の説明からさせていただきます。畳の材料は大きく分けると畳床、畳表、縁となります。ここでは畳表に絞って書かせていただきます。
国産畳表の産地は今熊本県八代市が最も多く、国産表の9割以上が生産されています。さて、畳表の材料となるい草ですが品種が色々あるのはご存知でしょうか?
実はい草の種類には大きく分けて5種類ほどあります。その中でも耐久性、色、艶の良い品種を厳選して使用しています。 私のライフワークの1つに産地研修というものがあります。
年5~6回ほど産地である八代へ行き、い草の状態の確認やい草作りの農作業体験をしています。
こういう事を繰り返している内にどのようない草が良いのかと、いうことが分かってきました。今では農家さんと普通にい草についてはなすことが出来るようになっています(^^)
次に畳の技術と知識ですが、私のもう1つのワイフワークであります技術研修へ年3回ほど日本各地へ行っております。
京都をはじめ、奈良、東京、金沢、山口等いろんな場所へ伺い、優れた畳職人さん達が集まる勉強会へ参加させていただいております。
そこで技術指導していただいたり、色んな会話の中から色んな知識を得ています。
この2つのライフワークの繰り返し行うことでお客様に対し、自信を持って商品のご説明をさせていただくことが出来ています。
最後になりますが選ぶのはもちろんお客様です。
もしお客様が日本の文化を愛し、本物の良さをご理解出来る方でしたら、安さだけに価値を置かず本物の価値を認め、愛される方でしたらどうか1度触れて下さい、そして感じて下さい。『本物の畳』をご覧に入れます。
ぜひお声かけ下さい。
たたみの福田
代表 福田 隆